Tag Archives: レントゲン


赤ちゃんの便秘の原因究明のためのレントゲンとは

赤ちゃんの便秘の大部分は、腸の動きが悪かったり、腸の水分の吸収が少ないなど、いわゆる特発性のものが多いです。
この場合あまり心配ありません。

離乳食が軌道に乗り始めるころになると、赤ちゃんは便秘になりがちです。
3日程度排便がなく、元気や食欲がない、おなかが張ってきている時には、まず水分を多めに与え、おなかを「の」の字にマッサージしてみましょう。
それでダメなら、綿棒にオリーブオイルを垂らし、肛門に約1センチほど入れてゆっくりと回し様子をみます。 
それでも便が出ないようなら、診療時間内に病院へ行き相談します。

赤ちゃんの便秘には、ごくまれに何らかの原因があっておきることがあります。
これらの診断のためには、医師がまず詳しい病歴の聞き取りを行います。
そして肛門の周囲をみたり、おなかを触ったり肛門から指を入れて直腸を触れて便の塊があるかなどを調べます。
必要に応じて、レントゲン検査で大腸の構造や大腸のガスや便の貯まっている状態、仙骨の形などをみます。
また、さらに必要であれば、腸の造影検査や、直腸肛門内圧検査などを行うこともあります。

赤ちゃんにレントゲンを行うとなると、放射線量などの観点から心配という声もあります。
確かに、レントゲンを必要以上にあびるのは良くありません。
しかし、レントゲンによる放射線は弱く、また撮影する部位や、子供、大人の区別でさらに線量を変えるので、数回で体に影響がでるということはまず考えにくいです。
1年に何十回も撮影しない限りはまず大丈夫です。
どうしても心配な場合は、医師に納得の行くまで質問しましょう。
放射線のリスクよりも、早期に病気を発見し、治療する安心の方が大きいものです。