赤ちゃんが便秘になった時、特に新米のお母さんはどれくらいの日数ウンチが出なかったら病院へ行けばいいか判断に悩みます。
そんな時は、便秘が始まってからの日数で判断するよりも、赤ちゃんの様子を目安に判断するといいでしょう。
赤ちゃんというのは、2,3日ウンチが出ない子もいれば、1週間1度もウンチが出なかったという子もいて、個人差があります。
長い間出なくても、機嫌が良くて、どこも痛がるそぶりがなければ、お母さんによる自宅ケアをしてあげればそのうち改善します。
問題なのは以下のように赤ちゃんの様子が普段と違っている場合です。
例えば、お腹が張って苦しそうにしていて、胸の辺りまで痛そうにしている場合や、痛さのあまり吐き戻してしまった場合です。
この場合は、腸が何らかの原因で詰まってしまいウンチが出ていない腸閉塞の疑いがあります。
症状によっては外科手術も必要になる病気なので、これらの症状が表れていたら、病院へ連れて行きましょう。
また、赤ちゃんのお尻の穴を見て、切れているときも病院へ連れて行く目安の一つです。
便秘中はウンチが硬くなりやすいので、排便時にいきんでお尻の穴が切れてしまうことがあります。
痛みを感じると、次の排便時にトラウマになってしまい、ウンチを出さなくなってしまう恐れがあるので、その時は病院で軟膏などを貰ってきて、患部に塗ってあげましょう。
これらの事から、判断を下す目安は、お母さんの気づきの力です。
普段からお子さんをよく見て、気持ちを読み取れるようにスキンシップを取りましょう。